規格だけを信じて作業しちゃダメよ

今日も寒いですね。

そんな中でご来店のお客様にクランクとBB交換をご依頼いただき、作業をさせていただきました。
フレームのBB規格はBSA(JISねじ切り)でシマノ製クランクの取り付けなので、気楽な作業かと思われましたが、BB交換後に右クランクを挿入したところで、はたと手が止まりました。

上の写真で、何が問題かわかりますか?

アクスル(軸)が出過ぎです。

試しに左クランクアームを取り付けて、固定ボルトを締めこんでいきましたが、めいっぱい締めてもクランクのガタが取れません。BB付属の0.5mmスペーサーを咬ませても、まだダメ。

そこで、ストックしてあるスペーサーも使い、左右方向に既定のプリロードがかかるようセット。
無事にクランクが着きました。

機材の規格だけをあてにして作業していたら、後々でBB音鳴りやクランクアクスル損傷を招きかねないところ。
慎重に作業をやらせていただいております。

関連記事

  1. 半年~1年先バイクの状態に違いがでる自転車のコーティングのお…

  2. 続)カンパニョーロのホイールは定期的にメンテナンスをしてあげ…

  3. リアスプロケットの固定は大丈夫ですか?

  4. 意外とダメージ受けてます!!

  5. パーツ交換で扱いやすく!

  6. 意外とダメージを受けている?スポークに何かをひっかけた!

カテゴリー

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
PAGE TOP