しばらく国内での販売がなかったBrytonですが、機能アップ&低価格で復活しました。
発売となったモデルは3種類。
ローエンドは、Rider10
ケイデンスセンサー付きでSBF価格10370円、メーター単品だと7750円とお手頃価格。
1.6インチの1画面に表示できるデータは、エリア固定で4種類に限られますが、そのぶんシンプルに使用可能。
表示画面は5つ設定できるので、最大20種類のデータが見られます。
表示するデータは、スマホのアプリでカストマイズ可能。
パワー表示は非対応ですが、斜度や気温なども見れるので、サイクリング用途なら十分すぎるでしょう。
記録したデータを専用サイトにアップロードすると、どこをどう走っていたか一目瞭然です。
中堅モデルは、Rider310
こちらも、ケイデンスセンサー付きでSBF価格14980円、メーター単品だと12360円とお手頃価格。
普通のサイコンより、やや高い程度です。
1.8インチの画面の表示データは、最大8種類。70以上のデータの中から任意の項目をセット可能。
パワー表示やトレーニング機能もついているので、ほとんどの方は、機能的にはこのモデルで十分でしょう。
ハイエンドモデルは、Rider530
スピード+ケイデンス+ハートレートセンサー付きでSBF価格32270円、メーター単品だと22310円。
この価格で、トップクラスの機能を持つGPSサイコンが手にできるのです。
凄い時代になりました。
Rider530は、1画面の表示データは最大12種類。
モノクロながら2.6インチの大きな画面で、スマホで設定したルートに基づき、ナビの役割も果たしてくれます。
さらに、シマノDi2対応でバッテリー残量やギア位置の表示も可能です。
各機種共通の特長は、日の出、日没時間に連動した自動バックライト機能があり、それでいてバッテリー駆動時間が長いのが特長。
STRAVAとの同期機能やスマホに連動したメール通知機能もあります。
また、普通のサイコンに比べて、液晶画面の表示が大きいので見やすいです。
欠点は、マニュアルの内容がプアで、全容がわかりにくいこと。
やってみれば何とかなるレベルではありますが、細かいことが気になる方にはオススメしにくい商品ではあります。
それでも、この価格でこの内容は驚異的。
スピードセンサー、ケイデンスセンサーは、ガーミンのような加速度計タイプなので、マグネット不要なのも便利です。
GPSサイコンの価格破壊者のようなBryton Riderシリーズ、ぜひ一度お試しください。