宮古島トライアスロンの当選結果が昨年の12月25日に発表になりました。
残念ながらスズキが落選してしまいました。
この結果が出ると、心なしかサイクリングロードにDHバーをつけた方多く走っているような気がします。
さて今回、宮古島完走向けてスペシャライズドが提唱するフィッティングメソットBG-FITのDHバー編をやらせていただきました。
今回BG-FITを施術させていただいたU様、念願の宮古島トライアスロンに当選したのですが、ロングディスタンスの経験がなく初めてのロング。またDHバーを装着したものの、しっくりこないということでした。
お友達に相談したところ当店をご紹介いただいたとのことです。
体のアセスメントを計測させていただきます。
左右の股関節の硬さに違いが出て、U様も左右で硬さが違うのはご存じとのことですが
硬さがあるほうでも標準値ではあるので、そのまま進めることにします。
宮古島のようなロングディスタンスのトライアスロンのDHバーポジションの考え方は、
トップスピードよりも快適にアベレージスピードで走れることを考えます。
またU様スイムはコンスタントに練習しているため肩回りの柔軟性は十分あるのですが
海岸線を走る宮古島トライアスロンは風も強く、煽られることを考慮して安定して走れるようにDHポジションの肘部分を広めにとり、
様々なシチュエーションでも一定して安定したDHポジションを取れるようにご提案させていただきました。
クリートの位置からサドル高、サドル前後、DHバーポジションは特に時間をかけて調整しました。
今回はエアロを意識するより、DHポジションは肘置きで体を支える点を一箇所増やし、快適に走ることを優先しました。
お互いにモニターを見ながら確認し、全体的にリラックスしたポジションが提案できました。
トライアスロンバイクはどんなバイクかよりかはどんなポジションで乗るかが大事です!!!
後日U様に何回か実走していただき、感想をいただたところ、安心して快適に乗れているとお話をいただきました。
「あとはエンジンを鍛えないと!」ともおっしゃっておりました。
私の方は、なるべく「DHバーポジションに慣れる意味でも、
練習ではDHバーポジションで走れる場所はなるべくDHバーをポジションで走ってください」
と話しておきました。
U様宮古島まであと3ヵ月、バイクのタイムアップが次のランパートの余裕が生まれます、頑張ってください!!!!