こんにちは、北浦和店のガチ担当太田です(?)
そろそろ1ヶ月が経とうとしているのですが、
もてぎ7時間エンデューロ 男女混合7時間の部6位入賞してきました~!!!
今年は去年と比べてかなりの激戦区で、
強豪チームで練習するKさん&白いリドレーでおなじみのTさん&私というメンバーで入賞すらギリギリという。(写真はKさんおらず)
私が足引っ張ったんだけどさ!!!
正直今年は女子チームで走るつもりだったので、チーム編成が出て一番驚いたの私だと思います。
それでも一応レース班を自称する身。少なくとも入賞はせねばならぬ。
ギリギリで戻ってきて組みあがったS2にZIPPを履かせて平坦マシンを完成形にし、
当日現地に着いてからもレース開始ギリギリまで寝、
あとは8月から始めた筋トレ各種の筋肉の力を信じるしかありません。
筋肉は裏切らない―――!
かーっこいいー!
今年の目標は「坂で失速しない、さぼらないこと」。
向かい風やコーナーの立ち上がりなど、どうしてもパワーを使わざるを得ないところで休みたくなるのは全員同じなので、あえてそこで気張って踏むことでインターバルを作り差を広げ、追い風と直線で楽に逃げるを繰り返す。
……というのは今年の大磯2017-2018シーズンでもらったアドバイスなのですが、たぶんどのレースでも使えるかなと思って同じ状況下で頑張ることにしました。
しかしもてぎの坂は大東坂くらいの斜度があると知ってしまい怖気づく(‘ω’)
そんなこんなで1回目の結果はこうなりました。
6周回でAve.32.6km/h。今年全然走ってないわりには上々では……?
1周8分台でコンスタントに回ったわりには脚の疲労が少なく、下り基調の平地でちゃんと脚を休めさせられたようです。
今年は大きな集団がまとまって走ることはなく、どことなくまったりとした35km/h前後の小集団がちらほらあったのでうまくそれに乗れたのも楽ができた要因かと思います!
まだ元気なうちにピットインし、炭水化物をもそもそしながらサプリをおやつ代わりにかじり、できるだけ体が固まらないようにストレッチしたり歩き回ったり。
2回目にペースがガタ落ちしがちなので、そうならないように最善を尽くします。
2回目は一度GPSが山奥に行ってしまい、最初の1周は64km/hというウィギンスの脚をたやすく捻るスピードになってしまいました。
おそらく平均は30km/hくらいじゃないかなと思います。
NPや心拍はほんの少し落ちましたが、自分のペースとしては良い感じです。
ただ2回目の出走時に4時間カテゴリーが抜けたため、ほとんどの周で単独走を強いられるつらい展開に。
知らないうちに後ろにトレインができていたらしく、誰も先頭を変わらないのを見て「女に前を牽かせてんじゃねえ!」と怒ってくださった方がいたという……(笑)
ほどなくして2時間カテゴリーが入ってきましたが、フレッシュな脚とスプリントに近い速度の集団にはついていけません。
9分台が増えてきてしまったので5周で帰ることにし、合図を出してラスト1周でどうにか8分台に持ってきてピットイ……
ち、チーム員が誰もいねえ~!!!
誰も帰りの合図を見てなかった。もてぎ交代あるあるです(笑)
慌てて「もう1周行ってきます!」と数十秒のロスをかかえて交代せず飛び出します。
終わると思って前周頑張って踏んだ坂がものすごくキツイ!せめて15km/hは切らんように……。
自らに対する呪詛と叱咤を唱えながら登り、
「フメ……クソ……フメ……クソザコ……」と呟きながら暴風の下りを踏んでいきます。
下り終わりの左のコーナーをこなしたあたりで後ろに人が何人かついていたので前に出てもらい、バックストレートは再び前に出てじわじわ集団のペースを上げ、私はそこでお別れ。
今度こそピットに入って私の出番終了です!
終わってみるとまだイケるな?と思いましたが、これ以上走ると順位がどんどん落ちていくので我慢……。
現に私の2回目の出走45分で順位を2つ落として7位になってしまいました。
男女混合で勝とうと思ったら『男性と競って勝てるくらい力がある女性をメンバーにする』か『女性メンバーにできるだけ走らせない』が正解なので、
まあ前者とは言えない力量の私が1時間半も走っていて落ちるのは仕方ないっちゃ仕方ないんですが、後者が多くて毎回へこみますねえ( ˘ω˘ )
それから、だんだん集団走行に慣れてない自分勝手な走りをする人が増えてきたような、気が、します……(小声)
パワートレーニングやZwiftの普及のおかげで危険が伴う公道でトレーニングする必要がなくなったのは喜ばしい反面、
レースではその他大勢と一斉に走るためのテクニックが必要となってきます。
集団内での動き方、声のかけ方、集団を破綻させずに動かすためにはどうしたらいいのか、
ということはよく知らないが
練習はしていて勝つ自信と脚だけはある、
みたいな人がレースを始め出しているのかなという印象でした。
こればっかりは実際にレースに出て怒られたり怒ったりするとか、
チームの練習に混ぜてもらうとか、
集団でライドに出かけるとかしないと身につかないので、
そこそこ脚に自信が出てきたら外に出て人と走ってみてほしいなと思います。
モーニングライドも再開しましたし、平日ライドと女子ライドもありますので
もし「集団走行の走り方ってどんな感じ?」と思ったらぜひ参加してくださいね!(ダイレクトマーケティング)
さて、Cervelo S2×ZIPP 303firecrestの話をします。
CerveloのバイクにZIPPのホイールはトライアスロンではよく見る組み合わせですが、平坦路の長時間巡航では相性がめちゃくちゃよかった!
ガチガチという表現をされる硬いフレームと、そこそこ柔らかさも残るしなるホイール……
延々と何時間も平坦を走るなら「これは間違いないな!?」と思いました。
横剛性が、耐久性が、と言われてきたZIPPちゃん、
少なくとも私はそんなマイナス面は感じていない!
そして横風という言葉を忘れてしまうほどの横風への耐性の高さ!
他のディープホイールでは左右のコーナリング時に風が吹き付けるとヒヤッとするのですが、45mmハイトあるZIPP 303くらいではまったく関係ない……!
荒川を延々と走れるような平坦大好きマン、
特に硬いエアロフレームを持っている方はぜひとも使ってみてほしい。
そして最後に。
距離を乗りこめない分、腹筋、スクワット、腕立て伏せ、時々背筋もちょこっと、と緩い筋トレをしていたのですが、
あきらかに体のブレが減って必要以上にパワーを使わないで済みました。
気張って登った坂でも腰が痛くならず、肩が凝ったり脚が攣ったりもなく、翌日もだるさはあったものの筋肉痛にはならず……。
お金もかからず、身体も締まり、スピードにも繋がる。
筋肉は、裏切らない――—!
以上です!