北浦和店スタッフもりです。
2014年にふじみ野店でアルバイトしていた頃にBMCのSLR02を買ってから
今回新しくSLR01DISCを新しく納車しました!!
今回は、私が何故DISCモデルを選んだのかをつらつらと綴っていきたいと思います。
DISCについてはあれやこれや賛否両論ありますが
私としては『良い』と思っております。
確かに、今まで使っているコンポやホイールなどは互換性がなく
また、一からパーツのアッセンブルをし直さなければならないという金銭面デメリットはありますが
それを、上回るメリットがあります。
先ずは、制動力の高さです。
キャリパーブレーキもDISCブレーキもMAX制動力は変わらないとシマノは言っておりましたが
MAX制動力に達するまでレバーを握る力が違います。
キャリパーブレーキだと、全力でレバーを握らなくてはそこまで達しませんが
油圧DISCブレーキなら、指二本程度で簡単に達します。
それだけ、効きが異なります。
お客様から「効きすぎちゃって急ブレーキになっちゃうんじゃないの?」聞かれたりしますが
タッチの加減で効きは調整出来ます。キャリパーでも思いっきり握れば急ブレーキになり大変危険です。
制動力がありすぎて危ないという事はありません。
特に長い下り坂に置いては楽に高い制動力をキープ出来るのは安全面においてもメリットしかありません。
次に、規格についてです。
DISCロードが出た当初はエンド幅が135mmだったり、130mmだったり
クイックリリースのままだったり、15mmスルーアクスルだったりといろいろな物が出ていましたが
2019年モデルになり、落ち着いてきてフロント100mm、リア142mm、12mmスルーアクスルに統一されてきました。
一部、規格が違うモデルもありますがこれからの流れはこの規格になることでしょう。
ですが、今までいろんなホイールをご購入して頂いた方からすれば今までホイールが一切使えなくなってしまうデメリットもあります。
私も、今回ディスクをするにあたり、一番悩んだところです。
というのも、去年フルクラムのハイエンドカーボンディープホイル「SPEED 40C」を購入していたからです。
正直、SLR01に履かせる目的で買っていたのですが、環境が変わっては仕方ありません。
同じように、高価なホイールを持っているとDISCモデルは正直手が出しにくいです。
ですが、私はカーボンディープリムを使っていると高価なホイール故に気を使ってしまい思いっきり走れない事がしばしばありました。
特に、下り坂は長時間ブレーキを握っていると熱により、カーボンが膨張してダメになってしまいます。
もちろん、そう簡単に起こりえない事は理解しておりますが
お客様から実例を見せられると、自分のも……って思いブレーキを握らない下り方になってしまいます。
そうすると、速度の減速が遅れ、一歩間違えれば事故に繋がりそうな場面も……
毎回、下りでそういった恐怖感を味わうくらいならと思い今回購入に踏み切りました。
実際に、SLR01DISC組み上げた時の印象は「重い」と思いました。
ついているパーツも完組みで組み上げたので初期パーツという事もありますが
フラッグシップモデルだし、ある程度は期待していましたが、重かったです。
ですが、実際の乗ってみると乗った感じは軽く
上り坂もスッーーと軽快に登れるバイクでした。
乗り味も非常にマイルドでガンガンする感じはなく
ただ、きちんとこちらこうしたいという事にきっちりと答えてくれるバイクになっております。
速度の伸びはホイールに依存するので何ともまだ物足りない部分はありますが
乗ってみれば大満足の一台に仕上がりました。
とりあえず、近いうちにホイールを買い替えたいと思います。
当店は試乗用のDISCバイクもありますので試してみたい方はお気軽にどうぞ。
皆様のご来店を心からお待ちしております。