みなさんこんにちは、北川です。
店内もちょっと隙間が空いてきたので、2018モデルを着々と組み立て、売り場の活性化を進めております。
今日はSCOTTのアルミロードバイクの「SPEEDSTER」を組み立てていました。
SCOTT SPEEDSTER10 メーカー希望価格¥160,920-(税込み)
そしてこのPOP
「28C?!」ロードバイクでしょ?そうなんです。2018のSCOTTは「28C」がキーワードです。
ちなみに写真のQRコードを読み込むとこんなところにとびます。
なぜ28Cなのか、メリットは?詳しくまとまってますのでご一読ください。
ざっくりとしたトピックとしては、
①制動力のアップ②快適性の向上が項目としては大きなところ。
「28じゃ重いんじゃない?」
確かにピュアなレーサーやヒルクライム、TTなどではもう少し細いほうがメリットが大きいかもしれません。
しかし、昨今のユーザーの傾向はロングライド、エンデュランスと言われるジャンルに傾倒してきております。
SPEEDSTERのバイク自体も体が起きやすい設計となっており、はじめてロードバイクに乗る方にも安心な設計となっております。
そしてタイヤサイズ。いままでのタイヤ幅だと初めて乗ったときに、軽快なんだけどおもったよりもゴツゴツするな…なんかフラフラするな…そんな気がした方もいらっしゃるかもしれません。(しばらく乗るとなれちゃう方が多いですが…。
レースとしての「速さ」より乗ったときの「楽しさ、快適性、安心感」この辺を重視していくとこういった傾向になってくると思います。
漕ぎ出しの瞬間の瞬発力は一歩譲りますが速度を乗せたあとの巡航性はなかなかです。
自分は32Cを装備したグラベルロードに乗っている経験からすると、太いことによるロスみたいなものは気になりません。
25Cと軽快感が変わらないといえばウソになりますが、太さからくる快適性、安定感はライド自体をとてもリラックスしたものにしてくれます。
それと大事なのが空気圧です。
やりがちなのが、タイヤに記載の最大空気圧よりに入れてしまうこと。
このバイクに装着されている「シュワルベLUGANO700*28C」には6~8barと記載されています。
そしておなじみになりましたMAVICのアプリで計算してみます。
計算条件はライダー体重65kg、バイク重量9.0kg
はい、約6barとなります。なんと下限よりです。
タイヤが太くても空気圧が高すぎれば、タイヤがはねてしまい、疲労や場合によってはスリップに繋がります。
これはMTBにおけるサスペンションのセッティングの感覚に近いかもしれません。
サスペンションが硬ければ路面の凹凸で跳ねてしまい、ライダーは振られてしまいますがしっかりとセッティングされたものであれば路面の凹凸に追従してなめらかに走ることができます。
実はタイヤというものは単純に軽く転がっていればよいというものではなく、しっかりと路面とコンタクトし、追従しグリップするという仕事をさせてあげるべきなのです。
自転車と路面の接地面積は大きくありませんが唯一のポイントです。
フレームやホイールの良さを活かすには、そこに意識をしてあげることで、快適に、しかも安全に乗ることができるのです。
対象バイクにはこのPOPをつけておきますのでぜひご覧ください。
見てもわからないことや、見たら湧いてきた疑問などお気軽にお声がけください。
ご来店お待ちしています!!!