藤下さんの「自転車生活」VOL.451

■  新しいバイクシューズのクリートの位置の設定!

たま旦さんとたまごちゃんがふじみ野のスズキにやってきました。
2人は愛用のタイムのアイゾンと、NXRインスティンクトを輪行袋に入れてオーバーホールのためにやってきました。
ついでにスペシャライズドの2018モデルのバージョン7の軽量バイクシューズを試着して、アルミ製のボアダイヤル付き
薄いカーボンソールのトップモデルを2人とも購入です。
と言うわけでシマノのSPD-SLペダル用の黄色いクリートを取り付けることになりました。

スペシャライズドの最新モデルの薄いカーボンソールには、3カ所のロード用のクリートを止めるネジ穴が設定されています。
それも、最近流行のクリートの位置を後ろへ引けるスライド幅の大きい構造を採用しています。
踏み込む足の安定化を実現できて、足首やすねやふくらはぎの筋肉への負担を減らせるペダルシャフトの位置を後ろに設定することが可能になっています。
プロ選手からの、もっと足を安定させてクランクを踏み込みたいという要望に応えて
穴の位置が後ろに設定できるように設計変更されています。

スペシャリズドのバイクシューズのカーボンソールの薄さも、軽さもすぐに見て分かります。
カーボンソールの内側へ埋め込まれた雌ネジの金具は、クリートを取り付けて仮止めした状態でスライドさせるだけで
金具を後ろへ移動できると思いましたが、そう簡単ではありませんでした。
実はこの新型バイクシューズのクリート取り付け金具に関する取り扱い説明書がまったくありませんでした。

金具にはネジ穴を中心に、短い方と長い方がありました。
そのままの向きで、ぎりぎり後ろまで引こうとしても、ソールに接着剤で金具がしっかり止まっていて動かせませんし
接着をはがして動かせるようにしても、カーボンソールに金具がつっかえて移動できず
カーボンソールにぴったり収まりませんでした。
きっちり金具を収めるには、金具を180度回転させて前後を入れ替える必要があるみたいです。

金具は内側のソールに接着剤でしっかり張り付けられていました。
普通なら3本のネジでクリートを仮止めして、プラスチックハンマーで叩けば移動できるのですが、それではびくとも動きませんでした。
ネジの金具に長いボルトをねじ込んで金具を動かして、金具をソールに張り付けていた接着剤をはがして動かせるようにしました。
動くようになった金具のネジ穴をラジオペンチの先端ではさんで180度回転させて、カーボンソールの内側の溝に収めました。
これでソールの内側への出っ張りはありませんでした。ソールを指先で押して金具が溝から動かないようにして
クリートを仮固定するために、固定するワッシャーをセットして固定ボルトを3mmアーレンキーで締め込みます。

この作業手順に試行錯誤して到達するまでが大変でした。
旧モデルのスペシャライズドのバイクシューズの金具やソールの構造を確認して
新型のバイクシューズのインソールを外して、ソールの金具の埋め込まれている部分が開けられるかを確認しましたが
縫い目があったり、接着されていて、開けられる感じはありませんでした。
そこで誰もがやりそうなことですが、クリートを3本のボルトで仮止めして、プラスチックハンマーで叩いてみましたが
ネジの金具は動かず、再び金具の構造を確認しました。
金具は1個1個が独立していました。
金具はソールにしっかり接着されていてまったく動きません。
ネジ穴をラジオペンチの先端ではさんで力を加えましたが、まったく動く気配がありませんでした。

50mmほどの長いボルトを金具のネジ穴へねじ込んで、ソールと接着していた接着剤をはがすように押したりひねったりして動かし、何とか接着をはがしました。
これで金具を180度回転させることができるようになりました。
ラジオペンチの先端ではさんで6つの金具を180度動かしました。
これでクリートの位置を後ろに引いて、母指球と小指球の間にペダルシャフトの中心の位置を設定することが可能になります。
カカトよりにペダルシャフトの中心の位置を引くと、踏み込む足が安定します。
旧モデルよりペダルシャフトの位置を後ろに設定できました。
さらに、踏み込む足の向きに合わせてクリートの取り付け角度を合わせて固定しました。

たまごさんの場合はX脚で、スペシャライズドのバイクシューズのソールの傾きが合わないので
左右の傾斜を変える1mm肉厚の樹脂製のシムを左右方向で斜めにリューターと布ヤスリで削って、左右分を製作して
左右とも外側を上げるようにしてソールを水平に近くしました。
さらに、踏み込む時の足の向きの左右差が大きいので、少し左脚のクリートの取り付け角度を調整しました。

実際に上りや平地を走って見て、そのペダリングを後ろや横から見て
クリートの前後位置や、内外や取り付け角度の微調整する必要があります。
特にX脚のたまごさんは、股関節、膝関越、足首、ペダルを踏む足の裏の位置の並びが膝関節周辺へのストレスに関係するので、左右の足の開きの微調整が課題になる気がします。

今日はオーバーホール中のバイクを北浦和店でチェックしてきましたが
タイム独特のマイクロセットのヘッド小物の上ナットの締め付けが少し強いようで
内蔵されているベアリングは問題ないのに、ハンドルの動きが少し重いみたいです。
真っ直ぐ走っていればそれほど違和感は無いですけど、コーナリングなどでハンドルを戻す時やダンシングの時に、少し動きを重く感じていたかも知れませんね。
ではでは。

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